まるで童貞を卒業する少年のよう。
本日は僕と共同でラジオ企画を考えている「甘酒」さんの初ライブを観に行ってきました。
横浜若葉町の住宅街にひっそりと構えているライブハウスの交流型ライブで6組中5組がカヴァー曲をひっさげているなか、1人オリジナル曲で挑む甘酒さん。
緑のアディダスパーカーで1人コンビニにでもよってきたかのような服装の彼は、お客さんの視線が自分に集まると名前を告げて尾崎豊について話すのかと思いきや、途中で話すのをやめていきなり演奏し始めた。
話をする甘酒さんのギターネックにかけた手先は震えて緊張し切っていましたね。
演奏が始まると荒々しいギターとタッピングに息を呑むような静かさが走り、お客さんを釘づけに。
そこからは想いの丈を歌詞にぶつけるかのように感情的に衝動的に繊細な心境を歌い上げ、終わった時には拍手喝采。
印象的な歌詞は、
「あの頃の僕と言えば」
「自分を大きく見せることばかり」
「刃渡り13センチ言葉のナイフで不必要に周りを突き刺すのです」
は不器用な自分を俯瞰に見つめ直すことができている心境の変化が現れていて最高でしたね。
人生初ライブをカヴァーやコピー曲で始めなくて本当に良かったなと思いましたよ。
なんでも初めてって大事じゃないですか。
失敗しようが成功しようが思い出になるし、原動力や活力になるわけですよ。
ちなみに僕は童貞を卒業した初彼女とのセックスで息子が立たたないは、避妊具に時間かかるは、先にイッてしまって彼女にイッてもらおうと必死になった結果「もういいよ」って言われて彼女のアパートに泊まることなく、そそくさと帰ったことが今でも僕の心の原動力です。
いやーあの時はこっちも必死だったんですけどね〜。