彼女に「殺して欲しい」の一言を言われたら自分は受け入れるだろうか。
先日、テレ朝のドラマ「アリバイ崩し承ります」というのを見ていたのですが、膵臓癌で寿命が長くない女性が弟の借金返済のために金銭トラブルで別れた元旦那に保険金詐欺のため殺人を依頼するという展開があったんですよ。
その女性は、元旦那の殺害時刻を錯覚させるトリックによりアリバイを成立させるのですが、ドラマのことはこの辺にして。笑
僕がすごく印象的だったのが、元旦那に女性が殺害を依頼する際、
「一度でいいから結婚して良かったと思わせて。私の最後のお願いだから」という言葉にもうめちゃくちゃ涙溢れちゃったんですよ。
自分が一度でも愛した女性の最後のお願いが「殺して欲しい」だったらどうしますか?
僕は理性では「できない」と思っていますけど、実際同じような事をもし提案されたらその時自分がどう思うか本当にわからないなー。
しかも殺し方はナイフで一突きですよ。
手に残るであろう彼女を刺した時の感触や、最後の表情。滴る血の臭い。倒れた彼女の情景が脳裏に焼き付いて離れないでしょうね。
殺した後どれだけアリバイがあり、守られていようと、永遠になにが正しかったのか後悔に苛まれると思うんですよ。
もはや、誰かがそれに気がついて自分を裁いて欲しいと願うのかもしれませんね。
ドラマの展開的にはそこまで泣けるような要素はなかったのかもしれませんが、1視聴者の僕には号泣ものの回ではございましたね。笑
というわけで、テレ朝毎週土曜11時15分放送の「アリバイ崩し承ります」みんなも見てください。めちゃめちゃ面白いですよ。笑
最後誰にも言われてないのに番宣しちゃったわ。