いつからか髑髏の描かれた服を着なくなった
今朝、支度を終えて家を出た時、ふと自分の服装が割と白や黒の無地で揃えられた側から見たらカジュアル。または側から見たら地味な服装であると気がついたんですよ。
そういえば、最近は派手な刺繍が施されている服を着なくなったな〜。
20代前半はライブで買ったバンドTシャツをそのままファッションとして着たり、迷彩や花柄などもよく好んで着たものだが最近はめっきり着込まず押し入れタンスの中に詰め込んだままですね。
何より他人と同じ服装に見えたくなくて、オリジナル感を服装から表現していた気がするけど。。。
多分気がついちゃったんですよね。
いつからか。
自分が服をどう着こなしているかより、自分の服装が他人から見てどう見られているかを。
自分の派手な服装が相手にどんな印象を与えてしまっているかを考えてしまった。
それは一見、自分にしか向いていなかった視野やベクトルが他人に向くことで見えるものが変わり、視野が広くなったように感じるが、個性を失ってしまいありふれた大人になってしまったと感じてしまうんですよ。
あんなに他人と区別したくて個性的でいたかったはずなのにね。
結局、一般常識や当たり前に自分も負けて誰から見ても印象の良い平均値に重きを置いてしまっている。
多分これから自分は年齢に合わせてそれ相応な服装を楽しみ、誰から見ても印象の良いものを着てしまうのかもしれないと思うと残念なことに大人になってしまったと諦めるしかない。
だから、いくつになっても髑髏やバンドTシャツを着る奇抜で個性的なファッションの人は奇異な目で見てしまう分、内心すごく憧れを抱かずにはいられない。
自分がなれなかった個性やアイデンティティを失わずそのまま突き進んでくれと。
そんな人を応援したくなるからこそ、
バンドマンが大好きなのかもしれません。笑