「48テ」クソヤロー日記

誰かに共鳴してほしい。切実に。

きつめの八重歯

これは以前僕が体験した話なんですが、まぁその時は仕事の連勤も続いていて、やっとの思いで仕事を終えた日の帰り路。

 

その日はちょうど給料日と重なったこともあり、もうはっちゃけるつもりで夜の池袋に繰り出すことにしたんですよ。

 

まぁはっちゃけるっていうのは、

ようははっちゃけるってことなんですが 笑

 

そんなわけで色々検索しながら模索していたらかなり気になるお店を見つけたんですね。

しかも値段は60分で初回8000円。

 

これはわかる人しかわからないかもしれませんが60分の相場はやっぱり1万円以上が多い中、かなり格安だったんですよ。

 

しかも初回特典で指名料も無料。

これはもうここにするしかないと思ったわけですよ。

 

でもここで大事なのは、

誰を指名するかというと。

 

こんなにリーズナブルなお店なのでかなりハズレは多いはず、、、

でも全てがハズレだと成り立たないので数名は割とその中でアタリなのも含めているはず。まずはそれをネットに上がっている今日の出勤表をみて見定める。

 

どれもこれも顔は白い光が包み込まれていて、顔だけで判断することは不可能な状態。

その上お相手の情報は少なく、店長オススメ記事はそこまで役に立たないあやふやなコメントばかり。

 

運営のずさんなWEB状態からはこのお店に行くことを諦めるのが正解かもしれないが、今日はどうしてもそんな気分だった。そんな気分になってしまった今、それを止めることはどんなヒーローだってできないのだ。

 

そんな出勤表の中で、唯一顔に白い光が包み切れていない女性を発見した。

その子は目元鼻元まで唯一写っていて口から下は光って見えないがパーツはかなり優秀であった。これは見つけたと思いすぐにお店に電話してその子を指名することに。

 

奇跡的に指名キャンセルがあったためすぐにご案内できるということに。これはもう運が味方をしている頑張った自分へのご褒美を用意してくれていると思い、電話越しの店長に言われるまま指定のホテルへ向かう。

 

ホテルについてからはこちらもソワソワしながら待っていたわけですが、足音がこちらに向かって大きく聴こえてきて、ドアの前で止まったことを確認する。

 

扉を2回ほど乾いた音が響き、緊張が抜けないまま扉を開きに行く。

 

どうか自分の想像を越えていてくれ。

鼻から顎にかけて。

 

力強く扉を開けると、コートを羽織った細身な方が立っていた。

 

足元からゆっくり目線を上の方へ向けると。

これは。想像を越えていた。

 

 

あれは、、、禰○子?

 

 

 

 

鬼だ。

 

三郎爺さんの言葉を思い出した。

 

禰○子が人喰い鬼?

 

いや違う。禰○子は人間だ。

 

生まれた時から

 

禰○子は違うんだ。

人を喰ったりしない。

 

 

 

まぁあっけなく僕は鬼に喰われたわけですがね。笑

いやほらそれでもかなり粘ったんですよ。笑

顔を見ないように頬から顎にかけてを指で隠しながら負けないように「全集中の呼吸」で粘ったんですが爆ケツでフィニッシュを決められてしまいました。

 

まぁ満足度はそれなりにあったのでアタリかハズレで言えばアタリですかね。笑

でもその子を指名する勇気はもうありませんでした。

 

というわけで鬼滅の刃劇場版楽しみ!